広島

次に広島県について、考えてみたいと思います。広島と言えば?真っ先に思い浮かべてしまったのが、「牡蠣」に「お好み焼き」、「もみじ饅頭」。何だか食べ物のことばかりでちょっと恥ずかしいかな?広島県は、中国地方にある瀬戸内海に面した県です。瀬戸内海は生態系に良い影響を及ぼすとも言われていて、カブトガニやスナメリなどを見ることが出来る事でも有名です。また広島と言えば牡蠣の養殖が盛んです。全国でも広島県産の牡蠣はシェアの半数を占めており、そのような事からも、瀬戸内海が牡蠣の養殖に適している海だという事が分かると思います。そしてもう一つのグルメ「お好み焼き」ですが、広島で食べるお好み焼きって「広島焼き」なんて呼ばれる事が多いですよね。お好み焼きの発祥は、大阪なのか広島なのか?そのあたりは、それぞれが自分の土地から生まれたものだという意識が強い為、どちらも譲る事はしませんよね。しかし焼き方や中に入れる具材などからは明確に違いがあります。まず一番の違いは、広島のお好み焼き「広島焼き」には「そば」が入っているという特徴があります。そばと言っても日本そばではなく中華の麺です。中華麺を焼きそばにしものの上に別に作ったお好み焼きを乗せるというのが、皆さんがよく知っている「広島焼き」のスタイルです。しかし広島県出身の方にしてみれば、そばが入っていようが、入ってなかろうが「お好み焼き」です。「広島焼き=そば入り」とは限りませんが、最近では「関西風」と「広島風」などの違いを、このそばの有無で分けているお店も多いようなので、注文の際には気にして見てみて欲しいと思います。
そして広島県のお土産と言ったら「もみじ饅頭」を挙げる方も多いと思います。モミジは広島県の県の木にもなっている事からも、広島県を象徴するものの一つとして知られてきました。モミジの葉っぱを模った饅頭の中に「こしあん」が詰められているのが元祖「もみじまんじゅう」です。饅頭といっても、東京で言う人形焼のようなスタイルです。饅頭の中味は定番であった「こしあん」から、カスタードやチョコレート、チーズなどなど、最近ではその種類も豊富で若者にも人気のお土産となっているようです。

広島県には世界遺産に認定されている場所が二つあります。一つは厳島神社。海の中に聳える大鳥居が有名ですよね。そしてもう一つは原爆ドームです。広島県と聞いて誰もが思い出し、決して忘れてならないのが、世界で初めて原爆投下がなされた土地であるという事です。1945年(昭和20年)の8月6日。朝の8時15分。広島県広島市にアメリカ軍より原子爆弾が投下されました。これにより当時の人口の約半数ほどの14万人が命を落としたとされています。それから65年もの歳月が過ぎましたが、その爪あとは消える事はありません。毎年8月6日には、広島平和記念公園にて平和記念式典が執り行われています。原爆が投下された時刻と同じ、8時15分には黙祷が捧げられ、その様子をテレビで見られた方も多いはずです。そして今も尚、原爆が原因とされる原爆症で、毎年亡くなられる方もいます。同じ日本人として、また一人の人間として、一度はこの広島の地を訪れなくてはならないと強く考えされられます。

2014/11/5 更新